人間味溢れる組織づくりが地球の未来を創造する
~プロデュース・マネジメント~

自己犠牲の人生からの解放~Are you living a life of self-sacrifice ? ~

「自己犠牲」という言葉は、とても美しい言葉のように感じる。
しかしながら、本当にそうであろうか。
自分よりも、他人の幸せを優先するということ。
一見すると美しい。

しかしながら、「自分の人生を大切にするのではなく他人の人生を大切にせよ」という価値観を、
生育過程で周りから、社会から要求され、植え付けられ、
それを自分自身の価値観の中心に置いてしまったとするならば、
人生を悲劇に変えてしまうことにもある。
人生を終えるとき、自分の人生は誰のための、何のための人生だったのだろうかと・・・。

自己犠牲をしなければ、自分自身の存在証明ができない、他人からの承認を得られない
という他人の人生を常に歩み続け、どこか枯渇した人生になる。

自己犠牲の人間は、ややもすると、他人を利用して自分の地位や立場を守ろうとする人間の餌食になる。
そして、最後は捨てられるのだ。

自己犠牲をしたことによる他人からの承認欲求が満たされても、
心がすぐに干からびてしまうので、また新たに自己犠牲を行ってしまう。
それは、時として、怒りに代わることもある。
「ここまでしてやったのに!」と他人を攻撃したり、傷つけることもある。

人のために生きているのに、いつまでも満たされない人生。
あなたはそのような人生を生きてはいませんか。

最も大切なのは、自分自身の中に巣食っている素晴らしいもの、
すなわち、自分が大切にしている価値観を見つけ、磨いていくこと。
それが、「善の意思にかない、普遍的な拡がりをもち、その普遍的な拡がりを欲することができるものである」ならば、他人から自己犠牲に見えても、それは、自己犠牲ではなく、
あなたのこの世での役割、使命、天命を果たしているだけです。
思考ではなく、魂が満たされることでしょう。

タグ: ,